2010/10/26

太る仕組みが分かれば、かしこく食べて痩せられる

食べる順番を変えるだけで食べても太らない体を作れます。いわゆる「脳をだますダイエット」です

●加齢で基礎代謝が落ちると年間3キロの脂肪がつく。
40歳の女性が20歳の時と同じ食事をしていると一年間で3キロ太ることになります。
この理由を数字で見ると次の通りになります。

<基礎代謝低下と体脂肪の増加(40歳女性の平均的な場合)>
1日の消費エネルギー …1600kcal
安静時の基礎代謝量(消費エネルギーの65%)…1040kcal
基礎代謝低下率(20歳と比較)…5%
※1kgの脂肪=7000kcal

5%ダウンした分の1日の基礎代謝量 1040kcal×5%=52kcal
1年間で代謝できない消費カロリー 52kcal×365日=18980kcal
脂肪に換算すると 18980kcal÷7000kcal=2.7kcal
1年間で約3kgの脂肪が付く


<満腹感とは何?>
満腹感は脳にある満腹中枢が刺激されると起こります。
その仕組みは次の通りです。

食事をすると・・・
→脂肪細胞に脂肪が溜め込まれる=レプチンというホルモンが分泌
→交感神経を刺激(もう食べなくてもいいという信号出される)
→同時に副交感神経の摂食中枢も刺激される(食べたい意欲が低下)


同じカロリーでも、高脂肪食は脂肪を蓄えてしまうので食べ方にも注意が必要です。


<食べて痩せる賢い食事法>

● 食事は無理なく全体的に1割をカットする
● 食事の始めに糖質(炭水化物)を摂り、満腹中枢を早く刺激する
● 脂質の一部をタンパク質に置き換えて食べる
● 朝は糖質を取って、脳に栄養を与える
● 午前中にコーヒーやレモンで交感神経を刺激する
● 昼はバランスよくしっかりと食べて、脂肪吸収が進む夜は少なめに
● フルーツ、ケーキは食前に
● 和食はダイエットに一番良い食事
● 汁物、野菜はたっぷりととる

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